分割キーボードで右手用デバイスにUSBを刺す(左右のデバイスの役割を交換する)
QMKでは分割キーボード(スプリットキーボード)をサポートしています。現在のキットで一般的な構成は以下の通りです。
この際、両方ともにpromicroがあるのでどちらでもマスターにできるように見えますが、デフォルトでは左がマスターです。
左手にUSBケーブルを指せば使えますが、右手にUSBケーブルを指したいこともあると思います。その場合どうすればいいかを調査しました。
一時的に交換する
SH_
から始まるkeycodeを使うことで一時的に左右の手の切り替えができます。トグルや交換の有効無効、長押し中のみ切り替えなどがあります。「キーを押し続けている場合は手を交換」は片手キーボードを実現するための機能かもしれません。
この交換は電源を切った場合交換しない状態に戻ります。
詳細は以下URLを参照ください。
恒久的に交換する
デフォルトではUSBを差したデバイスが左手扱いされます。これを右手扱いに変更したい場合はkeymapフォルダ内の your_keyboard_name.c
に以下の定数宣言を追加します。
#define MASTER_RIGHT