TRRS checkerつくった
TRRS通電チェッカー。USB type cで電源供給。各ボタン押すと該当線の導通・短絡が確認できます。未実装で1000円。写真は展示用の完成品。エラーケーブル持ってきてテストしてみてね #天キー pic.twitter.com/U857b4rhYP
— 天高 (@skyhigh_works) 2019年11月29日
概要
マイコンなど知性のあるものは使っていない原始的な仕様です。
外部から電源を供給し、TRRSを経由してLEDに流し込むことで光っていたら導通していることを確認できるというだけの仕組みです。
これだけだとほかの端子との短絡が確認できませんが、このチェッカーではタクトスイッチを個別にはさむことで短絡の確認ができるようにしました。
スイッチもつけた。
— 天高 (@skyhigh_works) 2019年11月29日
理論上短絡してたら余分に光る(テストどうやってやろう) pic.twitter.com/76e6cfk62F
動作例
Tipのスイッチを押してTipのLEDだけが点灯すればTip線は問題ありません。
Tipが点灯しなければTipは接続されていません。
Tip以外のLEDも点灯した場合はその線と短絡しています。
必要なもの
- 基板
- 0603 LED 4個
- 0603 抵抗 4個
- 6x6mm タクトスイッチ 4個
- 電源専用USB type-cコネクタ 1個
- TRRSコネクタ PJ-320A 2個
USBコネクタはたぶんこれです。
TRRSジャックはaitendo以外にも秋月でも買えます。
また、CR2032電池ホルダを調達・実装することでコイン電池でも動作するはずです(未確認)。
部品実装
特に紛らわしい箇所はないのでシルク・フットプリント通りに実装してください。
コネクタ->抵抗・LED->TRRS->LEDの動作確認->スイッチという順番の取り付けがおすすめです。
R(抵抗)に向きはありません。
D(ダイオード・LED)に向きがあります。
0603 led 向き
0603 led polarity
などで検索すると向きの判断方法を紹介しているウェブサイトが見つかります。
基本的には裏面に書いてある矢印の向きです。表面の流れ先に線や点が入っているように見えるLEDもあります。