Otaku split rev1.1の紹介(WIP)
三行
- 基板自体はrev1といっしょだよ
- QMKの便利機能が無効になっていたのを有効にしたよ
- これから組み立てる場合は一部部品を実装しなくてもよくなったよ
ハードウェア的には、rev1の一部部品を実装せずに動作するようになりました。
同梱部品表
番号 | 項目 | 数量 |
---|---|---|
1 | 基板 | 2 |
2 | ダイオード | 80 |
3 | TRRS | 2 |
4 | promicro | 2 |
5 | トッププレート | 2 |
6 | ボトムプレート | 2 |
7 | ねじ 4mm | 28 |
8 | スペーサー 8mm | 10 |
9 | スペーサー 12mm | 4 |
10 | ソケット | 73 |
不要になった部品
- ジャンパ抵抗
- スライドスイッチ
- リセットスイッチ
キーキャップについて
- filco/diatecのMajestouch向けか、アーキサイトの日本語配列のMXスイッチ向けキーキャップが使えます。
- 左右で重複する箇所のキーキャップは、そのままだと足りないのでテンキーやカーソルキーエリアの同じ行にあるキーをカツアゲして使います。
- 最下段の親指/スペースキーがあるべき箇所に置くキーは、下から2行のどちらかにあるキーであれば形状が同じなので同じくテンキーやカーソルキーエリアからカツアゲして使います。
ビルドガイド
左手は33キー、右手は40キーです。
promicroに何かしらのファームウェアを書き込んでみて、promicroに不良がないことを確認します。不良があったら購入先に連絡して新しいものを手に入れてください。
- ダイオードをはんだづけします
- ソケットをはんだづけします
- ダイオードとソケットが正しくはんだ付けされていることをテスターで確認します
- TRRSジャックをはんだづけします
- promicroをはんだづけします
- 右手と左手のpromicroそれぞれに「お前は今から右手用キーボードだ!」「お前は今から左手用キーボードだ!」と教え込みます(ファームウェア参照)
- 実用のファームウェアを書き込みます
- 完成!
ファームウェア
現在このforkリポジトリのotaku11ブランチにあります。
以下のコマンドでビルドできるでしょう。
make otaku_split/rev1.1:default
また、promicroに右手であること、左手であることを教え込むためのファームウェアを用意しました。
以下のコマンドでビルドできます。
make otaku_split/rev1.1:bootmagic
左手の場合は、USBを抜いた状態で英数(CapsLock)と左Ctrlを同時押ししながら左手側にUSBケーブルを差し込むと「お前は今日から分割キーボードの左手側だ!!!」と教え込むことができます。
右手の場合は、同じくUSBを抜いた状態で、Hと7、もしくはEnterキーとCtrlキーを同時に押しながら右手側にUSBケーブルを差し込むと「お前は今日から分割キーボードの右手側だ!!!」と教え込むことができます。
機能の紹介
bootmagicとee_handsを有効にしました。
bootmagicでできることに関しては以下のURLを参照ください。ざっくりできることを書くと、例えば一時的にWindowsキーを無効化したり、英数(CapsLock)と左Ctrlを入れ替えたり、英数(CapsLock)を左Ctrlに置き換えたりなどということがキーマップの再ビルドやファームウェアの書き換えをせずにできます。
WIP