Novelkeys Big Switchをスマートホームデバイスにした
こっちも撮影したから記事を書く pic.twitter.com/6JnGyxFVfd
— 天高 (@skyhigh_works) 2019年12月1日
概要
どこのご家庭でも持て余しているNovelkeys Big SwitchとM5Stick-Cを使って間接照明を作ります
必要なもの
- 基板
- M5Stick-C
- Groveケーブル
- USB type-Cケーブル
- USB電源
2019 M5StickC ESP32 PICOミニIoT開発ボードフィンガーコンピューターカラーLCD付き (1セット)
- 出版社/メーカー: M5Stack
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- 出版社/メーカー: スイッチサイエンス
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M5Stick-C・Groveコネクタともに、スイッチサイエンスかマルツから購入することをお勧めします。
M5Stick-CはAliexpressの公式ストアから購入するとさらにおまけがつきます。技適通ってるので安心です(たぶん)。
手順
基板の準備
基板に部品がついていない場合は、基板に必要な部品を実装します。 必要なものは、Groveの90度コネクタ 1個とWS2812bか同サイズ同ピン配置の5050LED 12個です。
LEDは配線を楽するために向きを回しまくったので向きに気を付けて実装してください。
groveコネクタは、LEDが配置されている側の反対側から差し込みます。
開発環境の準備
ArduinoIDEを使ってESP32を開発できる環境を構築してください。以下のページを参照するとよいでしょう。
ライブラリの準備
スマートデバイスをESP32で作成するライブラリはいくつかありますが、今回はfauxmoespを使います。
インターネット上で見ることができる利用例では好評でしたが、現在では方針転換をして Hueに偽装するライブラリになったようです。
This is a library for ESP8266/ESP32-based devices that emulates Philips Hue lights and thus allows you to control them using this protocol, in particular from Alexa-powered devices like the Amazon Echo or the Dot.
LEDは定番のFastLED
を私は採用していました。最新版ではESP32に対応していますが、古いバージョンでは定義がないので必ず最新にしてください。
サンプルソースコード
credentials.sample.h
を参考にcredentials.h
を作成して同じフォルダに置いてビルド・書き込みを行ってください。
このinoでは、メイン基板のLEDと、M5StickCのLEDを点灯させるようになっています。
デバイス名はBigSwitch
にしてありますが、適当な発声しやすい名前に変更してください。
動かす
alexa appなりgoogle home appなりで、スマートホームデバイスの検出を行ってください。 認識されたら、設定したID名で呼び出すことができます。
色変更とかは頑張って実装してください。一つのデバイスが複数の名前・複数の仮想デバイスを持つことも可能なので、
パリピモード
という名前にして「パリピモードつけて」で有効になるようにしてもよいかもしれません。
こっちはたぶん新規性があるやつ pic.twitter.com/B79pNXNfzj
— 天高 (@skyhigh_works) 2019年11月20日
〆
BigSwitchをスマートホームデバイス(ライト)にすることができました!
私は寝室照明に使っています! 布団の枕元において光らせるとepaperを読みやすくてよいです! 単に飾っておくだけでも可愛くてよいと思います!
おまけとして、スイッチと基板の間に3mmのアクリルを挟むと、Groveコネクタとスイッチ足の突き出し量が釣り合って自立するようになることを報告させていただきます。