Tester4x4 ビルドガイド(Work in progress)
技術書典6で販売した、Tester4x4のビルドガイドです。
ひとまず最小限だけ書きます。
ファームウェア
残念ながらまだQMKにマージされていないので以下のリポジトリのtester4x4ブランチあります。tester4x4という名前です。
部品調達
ほとんどの部品は遊舎工房で揃います。
リセットスイッチ用のタクトスイッチは最近私のキットで採用されてるやつです。たぶんaitendoで買えます(以下のURL)。パッドを十分に長くしてあるので難しくないでしょう。
スイッチはすべてKailhブランド想定です。
X-Switchは現在Kailhストアでしか買えません。スイッチは12.8ドルで10個単位2種類、キーキャップは15ドル50個単位1種です。
メイン基板
LED基板固定用のネジとナットを先に取り付けてください。キーキャップをはめるとドライバーを差し込むことが難しくなります。
promicro
keebioのzigzagを使っています。そのため基板側ははんだづけをしなくても動きます。 短いほうのピンを指すとよいでしょう。
注意点として、promicro側をはんだ付けをするときには固定具としてメイン基板を使わないでください。ブレッドボードやユニバーサル基板など、整列した2.54mmスルーホールが並んでいるものにピンヘッダをさしてはんだ付けをしてください。zigzagに固定してはんだ付けをすると、接触が悪くなります(使えなくはないです)。
LED基板
ジャンパ
ジャンパがあります。基板上側と中心をブリッジさせて接続してください。
LEDの向き
よく見るとシルクがLED外形の上辺と下辺の横線だけではなく、どちらかから縦線が伸びています。縦線がある(L字になっている)ところを、LEDの△部分と合う向きで置いてはんだ付けをしてください。
奇数行が左上△、偶数行が右下△になっています。
はんだづけ時は、できれば細いはんだを使ってどこか一つのパッドに対して少量だけとても薄く予備はんだしてください。 その後、LEDを置いてフラックスを塗り、パッドを温めてください。少しLEDを抑えて浮かないようにするとよいでしょう(はんだが多すぎるとここで浮きます)。
フラックスを塗ったうえで、各パッドの長辺方向外側にこてを引くようにするといい感じになる気がします。
LED基板との接続
ワイヤをつけていないので、適当なワイヤー三本でつないでください。
私の設計する基板では原則四角のランドをVCCとしています。メイン基板のJ1はVCC、LEDOUT、LEDIN、GNDの順です。LED基板のJ2はVCC、LEDIN、GNDの順です。 VCC同士、LEDOUTとLEDIN、GND同士を接続してください。
おまけ
VCCとGNDをメイン基板接続とは別に用意してあります(J1)。メイン基板とのVCCを切断して、外部電源供給することでより光らせることができます。
プレート固定方法
ネジとナットで締める方法です。
基板と基板を密着させる予定でしたが、一部ぶつかってしまい出来なかったためナットを間に挟むことで隙間を作っています。
〆
以上。