慣れないはんだ付けの前に知っておくとよいかもしれないやつ
思っているよりも、人ははんだ付けに関して何も知らないということを知ってしまったので、はんだ付けをする前に読んでおくとだいぶ楽になる資料を雑にまとめておきます。やっぱりだいたいノセ精機。
忙しい人のための短文
- こて先は320度(FX-600)
- 母材をまず温める
- 母材が温まったらはんだを入れて3秒待ってこてを離す
- 綺麗な裾野が成功の証
いつもの
ノセ精機が無料で公開しているはんだ付け基礎講座です。正直これを読むだけでよいです。
とりあえず読むべき章
とりあえずシャドーはんだづけやっとけば作業方法は分かるとおもいます。
あとよいはんだ付け状態/悪いはんだ付け状態を見ておいてください。
残りは必要そうな章を必要そうなときに読む「遅延評価的学習」でよいと思います。「あの情報はあそこにある」というのだけはどこかに記録してください。
- 11 シャドーはんだ (はんだ付けの1.2.3.4)
- 01. はじめに・・(はんだ付けが上手にできないのは腕のせい?)
- 05. フラックス
- 08. 半田の仕上がり状態
- 09. 不良付け半田
- 13. 半田除去
- 14. リード線の端子への半田付け
- 15. チップ部品の半田付け
- その他必要に応じて
蛇足
よくある勘違い
- 溶かしたはんだが固まれば接着される
- 溶接((広義では間違いではないが狭義では間違い))
- とりあえず覆えばよい
- 不安だからはんだを多めに入れる
はんだ付けの科学(?)
- 母材とはんだの間に合金層が形成されることで接合される
- はんだの量が極端に少なくない限りは多少によらず合金層の厚さは変わらない
- 合金層を形成するには250度で3秒間
以上よりやること
- まず母材を温める
- 母材が温まったらはんだをいれる
- 3秒待ってから離す