namecard2x4 rev2の組み立て
namecard2x4 rev2の組み立て方です。
rev1はこっち。
rev1から変わったこと
- 天高の名刺ではなく、"namecard2x4"という名前を前面に出すようにしました
- miniUSBの向きが短辺方向から長辺方向になりました
- miniUSBがぶつかる部分の基板を削り、高さを低くできるようにしました
- ダイオードの向きが横向きになりました
- ダイオードがすべて同じ方向を向きました
- デカマイクロの下に隠れるダイオードをなくしました
- リセットボタンを6x6mmタクトスイッチから横出しの表面実装のスイッチに変更しました
- TRRSを取り付けられるようにしました
- MXスイッチを直接はんだづけすることができなくなるようにしました
所感
機能的には特に変わらないので、コネクタがどっちから出ているほうが都合がよいか、で選ぶとよいと思います。
内容物
その他、販売時の構成により、以下のものがつく場合があります。
- キーキャップ
- キースイッチ
- ケース
基板写真
テストファームウェアの書き込み
以下のURLから namecard2x4/rev2
のhexファイルをダウンロードしてください。
QMK toolboxをダウンロード・インストールしてください。
QMK toolboxを起動してください。
起動したらhexファイルを選択し、autoflashにチェックを入れてください。
promicro(デカマイクロ)をUSBケーブルでPCに接続してください。
組み立てのためのピンセットなどを使って、RSTと書かれたピンとGNDと書かれたピンをつないで離し、リセットを掛けてください。QMK toolboxが自動的に書き込みを始めるはずです。
以下のメッセージが表示されていたら書き込み完了です。デバイスマネージャにnamecard2x4という名前のデバイスが追加されているかもしれません。
avrdude.exe done. Thank you.
組み立て
順番は以下の通りです。原則、低い部品から組み立ててください。キットによっては部品の高さによらず、特定の順序で組み立てないと部品のはんだづけが困難、もしくは不可能な場合があります。
- ダイオード
- ソケット
- リセットスイッチ
- ピンヘッダ
- promicro
ピンヘッダの取り付けの注意
4のピンヘッダだけ注意が必要です。プレートとPCBをほぼ密着させるように設計をしているため、PCBから飛び出す部分を最小にする必要があります。
具体的には、基板には短いほうを差し込んでください。また、差し込んだ後、ピンヘッダごとに1ピンだけ先にはんだ付けしてください。1ピンをはんだ付けすれば位置が決まります。位置決めの基準は、「promicroが差し込めるかどうか」です。斜めに取り付けられている場合、promicroを差し込むことができない場合があります。
位置が決まったら残りのはんだ付けしていないピンの飛び出している部分全てを切り落としてください。その後、すべてはんだ付けしてください。はんだ付けしたあとに切除しようとすると低くするのが困難ですが、はんだづけ前であれば低くしやすくなります。
promicro側も同様に実施することで高さを低くすることができます。