天高工房

キーキャップに印字して遊んだり電子工作して遊んだりしたことを書くかもしれません。

無変換/変換でIMEのON/OFFを切り替える

この記事をみて「そういえば試してみるかー」と思ったら面白いことがわかったので書きます。

www.itmedia.co.jp

前書き(読み飛ばしてください)

OADG109AベースのキーボードはANSIに比べてスペースキーが短くなる代わりに「無変換」「変換」「カタカナひらがな漢字」といったキーが追加されています。

そしてIMEのON/OFFは左上のやや遠い位置にある「半角/全角」で実施すると信じられています。このトグル式の評判がよくないです。引き合いに出されるのはMacOSのキーボードです。MacOSではOADG109Aではない配列のキーボードが採用されています。そのため無変換/変換といったキーは存在しません。代わりに「英数」「かな」があります。これは書いてある通りに入力モードを切り替えるボタンです。どうも「脊髄で理解させるため」の設定だそうです。

従来の手法

WindowsでもMacOS方式を実現したいという声は少なくないです。OS/IMEの機能として持っていないわけではないのでIMEの設定を変更することで従来より実現できます。

スクリーンショットを撮影して説明しようと思いましたが、ほぼそのままのサイトがあったのでやり方はそちらを見てください。

www.onebizlife.com

公式アナウンス

冒頭で紹介した記事でデフォルト設定が従来の手法で紹介した記事の最終的な設定になることが決まったようです。

www.itmedia.co.jp

オチ

IMEの設定を見ていたら、「Shift+無変換」で英数入力に切り替わることが分かりました。 試しに英数入力状態で「変換」を押したら日本語入力に切り替わりました。

無変換単独ではカタカナ変換に使いたいのでなんかこれでもういいじゃん、となりました。

つまり、我々はなにも追加の設定をしなくても、僅かな好奇心さえあれば無変換のカタカナ変換を維持したままMacOS方式に近いIME切り替え方式を得ることがすでにできていたのです!!!!

まとめ

  • 「Shift+無変換」で英数入力
  • 「変換」で日本語入力